2012年 01月 26日
「鳥の翼ってどうなってるの?」 |
先日、山奥職場で同僚のKちゃんがツグミ拾ってきた際にもらったツグミの翼で、展示小道具作成ちう。
まずは、樹のコースターに焼きペンでカキカキ。
そこに、肉と筋をとってよーく乾かした翼を固定します。ちなみに固定するのは、付け根から翼角まで。
翼角から先端にかけては固定していませんので、自由に動きます。これは鳥が羽をたたんだ状態。
そして、こんなかんじで可動式。お客様に自由に閉じ開きをしてもらえるようにしました。
ねらいは、可動式にすることで、鳥の翼がいかに高機能な構造であるか、またそれをコンパクトに収納できるようになっている器官か、ということ。
また、鳥類がどれだけそう大きくもない体に、進化の究極の形をもっているかということ。
きんくろが昔、アホウドリ類があの長い翼を閉じたときの動きをみて「鳥ってサイバーパンク(古)だ!」とシビレた記憶。あの感覚を伝えられたら。
と思い、せっせと作ってみました。来週あたりにはデビューさせたいので、みなさまキコキコ動かしに来てね☆
心配事項としては、乾かしたら筋がちぢんで滑らかにうごかないこと。ギシギシしてます(-_-;)
あまり強くひっぱると、ポキッと骨が折れるかも。。。あと羽も抜けないか心配。。。
仮剥製って、こんなにガチガチだったっけ?そのうちちゃんと標本の乾かしかた勉強せねば~
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by kinkuro_puka
| 2012-01-26 20:37
| 栃木歳時記