2012年 04月 10日
東京山椒魚 |
ここのところ、動物の調査で県南をうろうろしてました。
そこで見つけたのが、トウキョウサンショウウオの卵塊。おおーたくさんあるある♪ ため池や農業用集水桝など、止水のなかに産んでおります。ただし、環境は清水の湧き出る湧水点だったり、どよんとしたため池だったり…水質はあまり関係ないのかな?
せっかくなので、ちょっとだけさわってみました。おお、この触感はまさに「本物の羊腸つかったあらびきソーセージ。。。」(笑)プリップリのパンパンで、弾力があります。ちなみに、この丸まったの2本で1腹分。
この外の膜のなかに、さらに1cmほどの球形の卵がはいっています。灰色で細長いのが胚。かなり発生が進んでいて、もうほとんど幼生のかたちしてますね(*^_^*)なかでくるくるまわってました♪
見慣れている方がいうには、これは通常より巻が多いそうです。よくみられるのは三日月型だそうで。ちなみに、この端っこのクルンとしたところを水中の水草や枝にひっかけて産むんだそうです。
ちなみトウホクサンショウウオの卵塊はこちら。山奥職場(県北・標高600m)で見つけたもの。表面には指紋のような線がはいっています。あと、トウキョウほどパンッパンに張ったかんじがせず、うすいビニール袋に水を入れたような、ぶよんぶよんした触感。
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by kinkuro_puka
| 2012-04-10 19:53
| 栃木歳時記