2011年 09月 21日
キノコ山 |
山奥職場は、おりしも菌類最盛期。
あっちでこっちでキノコのこのこ。
ホウキタケのなかま。茎(?)が細いからハナホウキタケかなー
毒のないホウキタケは茎が根元からふとく枝分かれも先のほうだけ。毒のあるハナホウキタケは根元から枝分かれしているのが、見分け方。この画像のは…微妙に中間ですね(^ ^;)
ちなみにホウキタケかなり美味しい人気のある菌。そしてハナのほうも美味しいけど、毒性があってお腹ぴーぴーになってしまうそうで。。。
輪生したようす。上記の菌が矢印のところに出ています。キノコはこうやって輪生するものが多いですが、これは菌糸が同心円状にひろがっていくからだとか。
このキノコが輪生する様子を、ヨーロッパでは「妖精が輪になって踊っている」とし、うっかりこの輪に脚をふみいれるととりこまれて踊り続けてしまう、という民間伝承があるそうです。
きんくろが読んだ妖精伝説研究の本では、それはワライキノコなど神経性の毒をもったキノコを食べたひとが、現場で症状が出て幻覚をみながら踊っている様子をみて、そういう伝承が出来たのだろう、という解釈。
ちなみに、この妖精の魔法を解くのには、四葉のクローバーで眼をさっとなでると効くのだとか。四葉は「幸福」のというよりは「魔除け」の御護りだったんですね〜
キホウキタケ。こちらも毒性やお味については、ハナホウキタケといっしょ。。。
お腹ゆるくなる程度ならいっそ…という誘惑も(笑
ハイカグラテングタケ。
夏あたりからみかけていた、超巨大キノコ。つばの広さも25cmぐらいあります。きんくろの携帯とくらべてみてください。
こんかいちゃんとしらべてみたら、ハイカグラテングタケが有力。灰神楽ですか〜なるほどたしかに灰をかぶったような粉っぽい質感が特徴の菌ですね(*^ ^*)
カバイロテングノメシガイ。
あざやかな黄色で、高さ2〜3cmの根棒状の子実体が束状にでています。
最初見つけた時は「粘菌!?」と興奮しましたが、ちがいました…残念。
このあいだの帰りに、「うぃ〜、○○の樹にヒラタケ出てるぞ、採って帰れ〜」と教えて頂きました。
行ってみたら、このとおり幹からわっさわっさ。
しかしきんくろ、野生のヒラタケはまだ見たことありません。。。
信じていいんすね?イインすねーーーーっっ!!?
by kinkuro_puka
| 2011-09-21 23:37
| 栃木歳時記