2012年 01月 21日
雪のなかの足跡 2 |
標高600~1200mにある山奥職場も、昨日今日の雪で真っ白になっているでしょう。こんな季節に構内パトロールしていて楽しいのが、動物の足跡観察。いわゆるアニマルトラッキングいうのですな。ちょっと遊歩道を歩けば、以前にご紹介したホンドリスやノウサギのほかにもたくさんの動物たちの生活の跡がみられます。
んで、先日も歩いててちょっと興味深い足跡はっけん。雪のうえにポチポチと梅の花。。。
径30mmほど・歩幅40cmほどの、5本指の足跡。丸っこくて肉球がはっきり。爪痕は明瞭なものは見えません。これは前肢と後肢のが重なっていますね。
一見、ネコかタヌキのようにみえますが、あちらは4本指。では考えられる候補としてはイタチ科(5本指)のアナグマ、テン、イタチ、あとジャコウネコ科のハクビシン。アナグマは爪痕がはっきりつくし、イタチはずっと小さいのでこの2種は×。テンはもう少し小さくて形もちょっと違うかな…
というわけで、ハクビシンに90点!という結論に。(でもテンの可能性も10点)
栃木はほんと野生動物の密度が高い。北海道からきてみてもそう思います。
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by kinkuro_puka
| 2012-01-21 17:54
| 山