2012年 04月 29日
アズマヒキガエル |
4/21、山奥職場でようやくアズマヒキガエルの卵塊をみつけました!
アカガエルの仲間と違って、卵嚢は一本のひも状になります。1.5cmほどの太さのゼラチン質が長く長く続き、そのなかに行儀よく胚が並んでいます。山奥職場では、渓流の岩の水たまりや、展示館下の池で見られます。
今年は県内各地で「なんだか蛙合戦をまだ見ない。。。」という情報をよく聞きましたが、少し遅れで各所でも目撃報告がながれはじめました。良かった~(*^_^*)
成体の画像がないのはさみしいので、昨年撮ったのを。7月下旬、滝の水しぶきのあたるイワタバコの花陰にひそんでいた子。繁殖期以外はホントいぼいぼですね~(笑)
上は里山職場で3年前に撮った、調整池での蛙合戦の様子。アズマヒキガエルの産卵行動は、止水の中で、一匹の雌に多数の雄がしがみついて団子状になりモゾモゾゴロゴロ動き回ってもみくちゃになることが多いです。、この様子は「蛙合戦」と呼ばれています。
ヤマアカガエルやモリアオガエルなどほかの種も同じような産卵行動をみせるのですが、ことさらアズマヒキガエルのがそう呼ばれる不思議。
おそらく、多くの個体の時期と場所が集中して行われることが多く、また体も大きく動きも活発なためでしょうかね。
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by kinkuro_puka
| 2012-04-29 07:43
| 栃木歳時記