2007年 08月 28日
初秋のウトナイ(謎のいきもの) |
日記が停滞してるとみせかけて、じつは過去の日記が更新されています。
過去の日付でアップできるのは便利だけど、いつでもできるとなまけてしまうのが難点かも(笑
出勤前にウトナイ歩いてきました。
ようやく暑さもおさまり、それなりに涼しい風が湖面をわたってきます。
木道をあるいていたら、トガリネズミの死体を発見。
なにトガリかな?
体長は6cmぐらい。この大きさだとオオアシかなあ。
これぐらいの小動物だと、死んでいたらすぐに鳥やキツネがもっていってしまうのですが。
トガリネズミの仲間はじゃこうの匂いがするということで、みんな食べたがらないからけっこう死体が見つかりやすい、と云いますね。
ひっくりかえしてみました。
前足はこのとおり爪が長いです。
やっぱりオオアシトガリですかね。
食虫目(モグラ目)の分類のとおり、虫など動物食が主食。
つねに食べ続けていないと維持できないらしく…数時間絶食させるだけで死んでしまうとか。
葉のうらに、ふしぎなイモムシもいました。
体長20mm、太さ4mmほど。(写真はまるまっています)
みてのとおり、全身に白いなにかがにょこにょこついています。
蝋状の分泌物らしく、さわるとポロポロおち、指でこすると粉末状になりますね。
とりあえずネットで探してみたら、アゲハモドキ、ミツクリハバチが候補。
しかし
・アゲハモドキ ミズキ類が食葉 体長は最終齢で35〜40mm
・ミツクリハバチ ハンノキ類が食葉 体長は最終齢で20mm
・その他ミツクリハバチの仲間 いろいろ…
てなぐあいで、よくわかりません。
<蛾の幼虫=腹脚5対以下、ハバチの幼虫=腹脚6対以上>というみわけかたもあるようですが、いかんせんきんくろさんの写真では見えない…
とりあえずこの子をもういちど見つけて、ついている植物と脚の数をかぞえねば…
by kinkuro_puka
| 2007-08-28 22:41
| 千歳ウトナイ歳時記