2008年 06月 22日
ササの花 |
(夏至のつづき)
酪農地帯のカフェでお昼をとり、早来をあとにしました。
路肩にエゾスカシユリ発見!
ここら付近ではめずらしいですね〜
道北や石狩にはいっぱいあるのに…
さらに場所を千歳市内に移動し、千歳川沿いに。
サケマスふ化場あたりをウロウロします。
うーん、なかなか泳ぐによさげなところ…
といっても千歳川は流れも速く深く。
本州の急流地帯なみの流れのきつさですが、これに1級河川の水量と川幅がくわわるので、一度流されたら簡単に岸に戻れないかも。
熊野川とか本州の河川と同じ感覚でドボンといくと、川遊びに慣れている方でも、ちょっと危険かもですね。
でもそこはそれ、川があったら泳がずにいられないのが紀南人の習性。
さー、暑くなるまでもうちょっとだー(虎視眈々)
それはさておき、おもしろいもの発見。
なんと、ササの花です!
ミヤコザサかな?
花茎が葉茎よりも高くのびあがって、赤い花を付けています。
よくみたら、その斜面全体で開花していました。
竹や笹のなかまは、藪1つがすべて地下でつながっている一個体です。
そしてその開花周期は、数十年に一度と云われていますね。
毎年毎年、ただひたすらタケノコをだして群落をひろげ、そして山をおおうような藪のできた数十年後。
いっせいに花を咲かせ、山中に実を落としたのち、枯れていくのです。
ということは、来年はこの笹藪はなくなるわけだ…
by kinkuro_puka
| 2008-06-22 00:16
| 千歳ウトナイ歳時記